長さんシリーズ第11回

川崎医療生協 大師診療所 所長先生

地域の診療所として50年の歴史を誇る大師診療所、昨年の4月に新しい所長先生が就任されました。お伺いするのが遅くなってしまい申し訳なく思います。それでは、所長先生よろしくお願いいたします。


診療所玄関大師診療所の紹介

創立年月:1951年(昭和26年)3月 
職 員 数:26名(正規職員)
診療科目:内科、小児科(毎日)
        整形外科、消化器科、呼吸器科、循環器科
        理学療法科、放射線科(特定日)
診療時間:午前9:00〜11:30 午後13:30〜16:30
       月、火、木は17:00〜19:00の診療あり
休   日:日、祝祭日、及び水、土曜日の午後
特   徴:お年寄りのためのデイケア
       往診(観音町から臨海部側、約50件/月)
       訪問看護(看護師さんが伺います。)
大師診療所HPは、こちらから。

診療所所長診療所所長先生の紹介

お名前 安西光洋さん
ご年齢 43歳
大師診療所着任 2000年9月1日
大師診療所所長就任 2001年4月
ご家族 奥様とお嬢様2人の4人家族
ご趣味 将棋(最近はもっぱら観戦)

Q.大師の町の印象をお聞かせ下さい。
成熟した大人の町というのが大師の町の印象です。新興住宅地のように新しい建物がどんどん建つと言う訳ではなく、昔から住んでいる方たちが落ち着いて暮らしているからなのでしょう。
Q.先生が医師になられたきっかけは何ですか。
そーですね、特別な理由はありませんね。高校ぐらいまでは自分が医者になるとは思っていませんでした。しいて言えば、「時間に縛られる仕事はいやだなぁ。」と思って医者の道を選んだのですが、これはまったくの誤算でした。(笑) むしろ医者になってからのほうがいろいろな場面にぶつかり使命感が沸いてきました。毎日が勉強ですね、地域に密着した医療ができればいいと思います。
Q.先生のご専門は?
内科(特に老人科と消化器科)が専門です。と言いましても、前任地(荒川区)でもそうだったのですが、小規模な医療機関ですからなんでもやります。町のお医者さんと言ったところですかね・・・。
Q.先生の思い出話をお聞かせ下さい。
ん〜20年やっていると沢山あるんですけれど、大師診療所に来てからのお話をしましょう。往診に伺っている患者さんなんですけれども、寝たきりで、ほとんど意識もない女性の方だったんです。その方のご主人が、どうしても「妻に魚を食べさせてあげたい。」と言われたんです。それじゃ、なんとかやってみようと言うことになってスタッフ一同頑張りまして、最初は水、そして流動食、今ではなんと普通の食事が食べられるようになったんです。ボーッとはしていますが意識ももどってきました。人間の生命力の強さを感じますよね。とても感動しました。患者さんの良くなってゆく姿をみるのが医師として一番うれしい瞬間です。
Q.今後の診療所の計画をお教え下さい。
小児から老人までを対象にした医療機関ですが、今後の課題として30代から50代の方たちを対象に成人病に対する診療に力を入れて行きたいと考えています。成人病を予防する食事を実際に食べていただく食事会や、予防法のビデオなどを作れればと思っています。
Q.地域のみなさんにメッセージをお願いいたします。
当初3名のスタッフでスタートした大師診療所、地域のみなさんに支えられて50周年を迎えることができました。「地域まるごと健康に!!」をスローガンに、これからも頑張って行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

取材を終えて
若い所長先生だったので、すこしびっくり(失礼。) とてもきさくな先生なので、なんでも話せそう。地域の人たちの健康のため頑張って下さい。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 〔とも〕         平成14年6月