今回は身近な医療機関である大師診療所の所長さんをお訪ねしてみました。お世話になった方も多いのでは・・・
大師診療所プロフィール創立年月:1951年(昭和26年)3月
職 員 数:26名(正規職員)
診療科目:内科、小児科(毎日)
整形外科、消化器科、呼吸器科、循環器科
理学療法科、放射線科(特定日)
診療時間:午前9:00〜11:30 午後13:30〜16:30
月、火、木は17:00〜19:00の診療あり
休 日:日、祝祭日、及び水、土曜日の午後
特 徴:お年寄りのためのデイケア
往診(観音町から臨海部側、約50件/月)
訪問看護(看護婦さんが伺います。)
診療所長先生のプロフィールお名前:仁 木 義 雄 先生
年 齢: 56歳
着 任: 1991年(所長として)医師としては、1971年から
趣 味: 山歩き
好きな言葉:汗をかく(理論だけでなく実際に行動してみる。)
婦長さん登場お名前:小 森 澄 子さん
着 任:1999年6月(婦長として)看護婦としては、1976年から
趣 味:読書
仁木先生にさそわれて、婦長さんも登場してくださいました。笑顔のすてきな元気いっぱいの婦長さんです。患者さんの病気もすぐによくなりそう・・・。
診療所長先生のお仕事
診療所での診察、往診
診療所の管理、運営
管理のお仕事だけかと思っていましたら、診察のお仕事もあるのですね。お忙しいはずです。
地域における診療所の役割
安心して住み続けられる町をつくること。(デイケア、ホームヘルパーなど)困ったときにあそこに行けば安心と言われるような診療所になりたいと思います。住民の方たちと協力して住みやすい町をつくって行きましょう。
大師の町をどのように思われますか。
この町に古くからお住まいの方が多いのでとても落ち着きがあり、子供の頃を思い出させてくれるような、懐かしさを感じさせてくれる町だと思います。
高齢化社会に向かって大師の町はどう対応すれば良いでしょう。
現代は隣にどんな人が住んでいるのかもわからないような、人間関係が希薄な社会です。高齢化社会を迎えたとき、これは非常に問題です。お互いが他人の事をおもいやり、助け合い、支えあえる雰囲気をつくってゆかなければいけないと思います。また、高齢になると行動範囲が狭くなります。住まいの近くに商店がないと、とても困ります。地元の商店街のみなさんどうぞ宜しくお願いいたします。
健康に対するアドバイスをお願いいたします。
マスコミの極端な情報を鵜呑みにせず色々な食べ物をバランスよく摂るように心掛けましょう。また、適度な運動も大切です。大師公園などを散策するのも良いでしょう。
今後、大師診療所として力を入れて行きたい事は何ですか。
若さを保つには、まず病気にならないことです。今までの健康診断は病気を発見することに重点がおかれていますが、これからは、予防のための診断が出来れば良いと思います。(健康な人が良い状態を維持できるような。)
診療所長先生の思い出話
若かりし頃、忙しさの合間をぬってスキーに行ったことがありました。もちろん院長先生の了解をもらい入院患者さんのことも他の先生にお任せして出かけたのですが、一人の患者さんの具合が急に悪くなり私を呼んでくれと言われ、スキーを切り上げ飛んで帰りました。そして私が戻り顔をみせた直後に息を引き取られてしまいました。(まるで私の事を待っていたように)この時は、かなりショックを受けました。患者さんをおいて遊びに行ってしまった自戒の念と、私のことをそこまで信頼していてくれたことに対する感謝の思い・・・人の生命を預かる医者の責任の重さを感じた出来事でした。
最近の出来事
先日、数人の中学生が社会実習というかたちで、診療所の仕事を手伝ってくれました。お年よりの方たちの介護をお願いしたのですが、この時の学生たちの生き生きとした顔が印象的でした。お年よりたちと心が通い合ったようです。机の上の勉強だけが勉強ではないのですね。
取材を終えて
人とのつながりを大切に考えておられる仁木先生です。大師の町がいつまでも安心して住める町であるように私達も頑張って行きたいと思います。
次回より担当がかわります。第一回から今回までご覧いただきありがとうございました。「長さんに聞く」今後とも宜しくお願いいたします。(とも)